若手、中堅、ベテランによる座談会
座談会メンバー プロフィール
-
若手社員
堀江 永吉Eikichi Horie
2020年入社
所属:営業第一課
最終学歴:大学卒(経営学部)
-
中堅社員
毛塚 浩貴Hirotaka Keduka
2014年入社
所属:営業第二課
最終学歴:大学卒(経済学部)
-
司会進行
平井 一宏Kazuhiro Hirai
2013年入社
所属:営業第一課
最終学歴:大学院卒(法学研究科)
-
ベテラン社員
原田 好夫Yoshio Harada
1988年入社
所属:営業第一課
最終学歴:大学卒(農学部)
-
中堅社員
白鳥 玲恵Tamae Shiratori
2013年入社
所属:営業第三課
最終学歴:大学卒(文学部)
目次
自己紹介
今回司会進行を勤めさせていただく平井です。
みなさんに自己紹介からはじめていただきますが、まず私の簡単なプロフィールから。私大大学院を卒業後、会計事務所に勤務し、2013年、トミンシンパンに入社しました。現在は営業第一課に所属しています。
原田
前職は土木関連の仕事をしていました。入社は1988年。
現在は営業をしながら若手の指導、社員教育、他には書類の管理などを行っています。
毛塚
前職は信用金庫の職員です。2014年に入社しました。営業の他に広告や社内システムに係る仕事を担当しております。
堀江
前職は広報の仕事をしていました。2020年に営業として入社し、初めのころは先輩社員から業務に必要な知識や仕事の流れを学んでいきました。現在は営業と広告関連の仕事をしています。
白鳥
前職は印刷会社で営業をしていました。2013年に入社し、事務として、書類の作成やチェック、ファイリング、振込業務など。他には採用や法務に関する事務や広告関連の仕事も担当しています。
自分から何となく丁寧語で話し始めたけど、普段の調子で進めましょう(笑)
今回集まったメンバーは色んな前職が多いよね。
他にも公務員、不動産関係、中には、害虫駆除をやってたなんて人もいますし、そう思うと、うちは多彩ですよね。
原田
東証プライムの企業からきた人もいるしね。
しかし畑違いからきても、それぞれ金融のプロフェッショナルになっていますね。
順を追って座談会を進めさせてもらいます。中堅も若手もどんどん話してくださいね!
一日の流れ
まずは一日の流れから話して行きましょう。
原田
営業の一日は、人によって違いますけど、比較的に資金ニーズっていうのは午前中に相談や問合せがあるというのが、圧倒的です。
そして振込みでの融資が多い。数年前までは15時がタイムリミットだったので、それまでにすべて完了させなくてはならなくて結構冷や汗ものだったよ。今は振込のタイムリミットは無くなったけど、とはいえうちは残業がないので限られた時間の中で仕事は終わらせないといけないから気は抜けないけどね。
営業は、月の前半や後半で忙しさも変わるので一概にこれが1日の流れというのは決まらないですね。
原田
そうですね。
事務のほうはどうですか。
白鳥
事務は営業の仕事の量に比例して忙しくなります。なので、「これが1日」というのは決まらないですね。 営業さんと同じように月の前半と後半で結構変わります。特に月後半は当社がお客様から担保としてお預かりしている診療報酬や介護報酬の支払が始まります。それに伴って振込みの作業などを行うので、朝から昼まではそれに係りきりのときもあります。その時期は結構バタバタしてますね。
トミンの雰囲気
続いて、雰囲気について。やっぱり金融業というとドラマとかの影響からか強面な社員がいるイメージが定着してるけど、長年勤めている原田さんから昔と今とでうちの雰囲気について話して下さい。
原田
私が入社したころは社員が70人位ですかね。それが少数精鋭になっていって、今はとても良い意味でフラットな感じになりました。今はコロナで出来てないですけど飲み会なんかも昔は結構あって……
白鳥
そういえば原田さんは社内結婚だとどこかで聞きました(笑)
なんでも歓迎会で仲良くなったとか……?
〈一同〉笑
話を戻して、うちは年齢層が結構幅広いと思うのですがそれに関してどうですか?
原田
そうですね……昔は営業の人間は全員20代、下手すると10代もいるなんて時代もありました。若い人しかいなかったんですよ。でも今は、席に座っていても振り返れば20代がいて、かと思えば60歳超えている人もいる。にも関わらず結構フランクというか、年の差を感じない会話をしているなっていうのは思います。上の人もいばらないし。そこのバランスが崩れると大切な話しが出来なくなっちゃうじゃないのかな。だから個人的にはこの程よいフランクさがすごくいいなと思ってますよ。
白鳥
それは私もすごい感じます。年が離れているのに、「仲が良いな」なんて思う人たちもいますし。
堀江
僕は、前務めていたところは20代から50代くらいで60代はいませんでしたね。それに50代くらいの人だと、もう全員管理職とかで話をすることなんて、ほとんどなかったんです。でもトミンでは本当に、管理職を含め自分の親世代みたいな人達にも気軽に話しかけられていろいろ教えてもらえる。これは特徴的かな、と思います。
質問のしやすさっていうのは、中にいるとわからないけど、そこら辺はどう?
白鳥
私は入社当時は、事務という職種もはじめてだし、金融という業界もはじめてで、ほんと右も左もわからない状態ですごく不安だったんですが、そこで先輩にあっさりと「同じこと何度聞いてくれても構わないから」って言われたときは感動しましたね。
原田
肩の力が抜けた?
白鳥
そうですね。すーっと抜けました。
うちはいわゆる即戦力を求めているわけではなく、この人とだったら仕事がしやすそうだなとか、素直な人間性を面接で重要視しているみたいだから雰囲気がいいのかな。
トミンに入社して驚いたこと
私なんか、入社してから大分たつから入社して驚いたことって急には思い出せないけど、何かある?
白鳥
皆さんの勤続年数が長いことですね。
原田
30年を超えている人もたくさんいますからね。下手すると40年目に入っている人も・・・・・・。
確かに離職率が極端に低いのは驚きだけど、それだけ働きやすい環境が整っているということだね。あ、それと残業が一切ないことに新人時代は驚かされたな。
〈一同〉確かに!!
面接の時に、残業が一切ないって言われたけど、嘘だと思ったな(笑)。
白鳥
思ってました!無いとはいいつつも少しはあるだろうと思ってたら本当になかった(笑)
しかも創業からずーっと残業というものが無いと聞いたときは驚きました。
原田
今は働き方改革とかで、残業させるなとかがありますけど、うちはもともと無い。
白鳥
あと、扱うお金の額が大きいこと。
〈一同〉笑
たしかに金融以外のところからきている人たちは、最初みんなそこに驚くよね。金融関係に勤めていた毛塚君は何か驚いたことはある?
毛塚
全国出張があることは驚きましたね。私の勤めていた信用金庫は地域に根ざしているものですから出張とかはなかったんです。なんというか、テリトリーが決まっていて、地域密着という感じでやっていたので。
そうなんだ。金融機関の前職では具体的にどんなことをしていたの?
毛塚
そうですね……個人、法人の既存顧客を定期的に訪問して、預金関係や融資関係の取引をするルート営業と、その合間に新規の飛び込み営業を行っていました。具体的には定期預金、定期積金、投資信託、個人年金保険などの案内や、手形割引、証書貸付、保証協会の斡旋等の融資関係業務の勧誘をしていましたね。でも正直、飛び込み営業は大変でした。
トミンの【営業】について
うちは、完全な反響営業だからね。ネット、DM、雑誌とか色んな広告を出してて、それらが飛び込み営業みたいなことをしてくれるんだけど、うちの営業について何か思うところはある?
毛塚
本当に反響営業ですからね。そこは最初驚きました。広告などで反響があって初めてお客さんとのつながりが出来る。もちろん既存のお客さんに対しては自分から電話で再利用のお勧めをしたりはしますけど。
堀江
入社した当時、毎朝メールチェックしてて、こんなに新規の申込があるんだと思ったのを覚えてます。
白鳥
それ、私も思いました。
原田
誰も押し売りとかしてないのにね。(笑)
〈一同〉笑
原田さんは勤続年数が長いですが、昔からこういう反響営業だったんですか?
原田
そうですね。いわゆる電話営業なんて一切なかったです。あっても完済したお客様への営業くらいかな。
仕事をする上で大事なこと
原田さんは営業をする上で大事にしていることはあります?
原田
やっぱりお客さんとのコミュニケーションですかね。お客さんの話しをよく聞いて、話し合って、なんとか融資の調整をつける。お客さんとこまめに連絡することが月並みですが一番大事です。
どの業種の営業でも大事なことですね。
原田
自分もでしたけど、最初からうまくしゃべれるっていうのはない。自信はみんな無かったんじゃないかな。
白鳥
とにかく積極的に多くの仕事をこなすことが一番ってことですね。ちなみに事務もそうです。
こちらの想定していないことをお客様から聞かれたりすることもあります。そういうのを何度も重ねるとだんだん慣れてくる部分はあります。それで得たことを新人たちに伝えていけたらなとは思いますね。
事務はどうですか?
白鳥
事務としては、まず仕事の正確さ。あとはなんというか「気づき力」?みたいなものを大事にしています。ささいなことでも何か違うことがあったときに「あれ?おかしいぞ」ってちゃんと気づけたり、例えばAということが起きたとき、それがBにもCにも影響があると気づいてちゃんと処理できるのが重要。
それは事務だけではなく、営業でも重要だよ。たとえばお客さんの反応や言動のささいなことでもちゃんと拾えるというのは大事。
毛塚
あと、うちの会社は定時で帰ることが出来る、でもそれはつまり限られた時間の中ですべて終わらせなければならないってことなので、仕事の優先順位を適切につけることを大事にしています。
堀江
それは僕もすごく意識してます。お客様次第になるところもありますけど、自分で優先順位をつけて、時間内に終わるように工夫してっていうのを心掛けてます。前の会社なんかはダラダラ残業して当たり前っていうところが少しあったので今はメリハリをつけて働けてるなと思います。
そうだね。テレアポはないし、残業もないという側面ばかり強調しているけど、その分、自分自身を研鑽していかないといけない。定期的に弁護士や司法書士、税理士の先生方と勉強会を開いているけど、うちの従業員のレベルは日本トップクラスという有難い言葉をもらっています。先生方が他社をどれくらい知っているのかはわからないけど、色んな方面の勉強をしている自負はあるな。
堀江
融資をするための一連の仕事に担当者の区切りがないので、いろいろな知識を必要とするところは大変ですが、先輩方の知識量に驚かされます。
うん、不動産の謄本を取ったり、決算書を読み込んだり、与信記録の作成などすべてのことを「営業自身がやる」ということが多いからわからないことは自分で勉強していかないといけないね。
毛塚
そうですね。前職では契約書を書いてもらう、書類を預かることが中心でした。審査などはすべて本部の審査部が行うので。だからうちに入ってからやることはぐっと増えました。たとえば前は不動産謄本を取得することはあってもその中身を読み解くということはしていなかったので。
堀江
入社した当初は「この作業は何のためにやってるのか」とかわかってなかったですけど、与信記録を自分で作成して決済に行ったときに、こう、つながっていったというか。すべて自分で見るからこそ一連の流れがつかめて、大変ですけど自分の成長につながってるなぁと思います。あと思うのは本当にお客さんによっていろんなことが違うので、同じような問題抱えてても解決策が違ったり。なのでずっと「覚えたことを同じようにやっていく」というよりは自分で考えたり、先輩に聞いたりしてやっていくことが日々の業務なので、そこがスキルアップにつながっている気がします。
毛塚
最初はなかなかスキルを身につけるというのは難しい部分もあって、特に入社した当時は何をしたらいいか不安になることも多かったです。でもそういう面においてトミンシンパンは本当に先輩方がいろいろ細かいところまで教えてくれるので、知識の吸収はすごく早かった気がします。
社員教育(教育制度)について
この中で最後に社内教育を受けた堀江君はうちの教育制度についてどう?
堀江
そうですね。入社したらまず1週間くらい座学があってしっかり基本的なところを教えてもらいました。最初は、会社概要から始まり、病院と診療所の違いや、法律用語について、後は、電話応対の仕方とかからでした。それから不動産の知識を徹底的に教えて貰いました。それぞれの分野のエキスパートが教えてくれました。平井さんは税金関係の担当でしたね。そのあと具体的な仕事に入ってからも周りの人たちが「わからないのは仕方が無いことだから」っていうスタンスでいてくれるので、こっちとしては質問しやすくて。それに1聞けば10回答してくれるくらい丁寧なので質問したことだけでなく、付随して知識がつくのでとても良いなと思ってます。
教えてもらったことをかみ砕いて、きちんと自分のものにしていくのがまた大事ですよね
原田
そうですね。あと人に聞くばかりじゃなく、自分でも考えて調べて、経験することで身につくものも必ずあると思います。
自分で経験したことは今後自分が誰かに教えるときにうまく話せますからね。
白鳥
人から聞いたことを自分の血と肉にしていくっていう感じですね。
あと、うちでは貸金業取扱主任者という国家資格を入社してから3ヶ月~6ヶ月を目途に取得することを目指すけど、その辺はどういった勉強をしてきた?
毛塚
私は入社1年目、つまりは6ヶ月目で受験しましたが、その時は落ちてしまいました。でも翌年に受けたときはテキストの中のことと実務の部分が少しずつ結びついていってくれたので合格できました。
白鳥
法律に関する所が難しいから、もともと大学で法学部とかだと有利でしょうけどね。
確かに、法律用語は、大学でかじったりしていたら言葉の意味がわかっていたりして有利なことはあるかもしれない。うちでは法学部出身者が多いから合格率が高いかも。でも堀江君は法学部出身ではないけど、そんなに難しい試験じゃなかったでしょ?
堀江
かなり、難しかったですよ。まぁ一発で合格していたので簡単といえば簡単だったのかもしれないですけど!
〈一同〉笑
今後の目標とトミンのこれからについて
結構盛り上がってきたね。では、みんなの今後の目標だったりうちをこれからどう盛り上げていこうとかのビジョンについての考えている所を教えて下さい。
原田
社員一丸となって優良顧客を増やし、新しい商品を開発したり、そんなことで貸付残高を増やしていくこと、社員も増やしていくことがやっぱり会社としては目標ですね。
毛塚
中堅になってきているので世代交代なんかも含め、自分のこと以外の周りの状況にも気を配りながら広告やシステムといった付随する業務も卒なくこなしていけるようになりたいです。
白鳥
原田さんと同じく、貸付残高をどんどん増やしていければいいなと思っています。あと個人的な目標としては、2か月後に出産を控えているので、育休後に育児と仕事の両立をしっかりやっていきたいというのが当面の目標です。
堀江
今、営業をやって4年くらいになるのですが、貸付の知識はある程度身についてきました。これからどんどん勉強して良い営業になっていきたいです。
白鳥
うちは現状維持っていうのはあまりしない会社だなと思っているので、いろいろなことにこれからも挑戦していくのだと思います。
毛塚
そうですね。商品開発もしてるし、人も増えてますし。
堀江
勤続年数に関係なく意見が通りやすい風土なので、新しいことをどんどんしていけそうな気がします。
応募者へのメッセージ
この対談で社内の雰囲気や仕事について具体的に伝わったのかなと思います。当社が面接の上で重要視しているのは経歴ではなく人間性です。
当社の仕事は、お客様に融資を通じて活力を与えるものです。目に見えるものは創っていません。そのためお客様から信頼を得て、資金調達ならトミンシンパンと思われる会社でありたいと思っています。「信頼を確かなカタチに」このモットーを基にぜひ私たちと一緒に会社を盛り上げていきましょう。ご応募お待ちしております。